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老人福祉施設や訪問看護の転職！看護師求人に潜んでいる落とし穴

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老人福祉施設や訪問看護へ転職する看護師は、平均給料や働きやすい施設求人の探し方が気になるところでしょう。未経験でも転職できるのか不安に思う方もいると思います。

ここでは、老人福祉施設や養護老人ホーム、有料老人ホームや訪問看護、デイケアとありとあらゆる老人施設への転職情報を集約しました。働きやすい施設求人の探し方のコツまで紹介しているので、転職に役立つと嬉しいです。

まずは、訪問看護ステーションへの転職から見ていきましょう。

求人急増中の訪問看護について

訪問看護ステーションの求人は、年々増えています。その理由は、高齢化社会と在宅医療の普及です。訪問看護はオンコール対応なので、夜勤なしで求人を探している看護師のは向いています。子育てと両立させている看護師や第二新卒看護師も多いです。

訪問看護未経験でも転職できる？

訪問看護はここ10年くらいで増えてきた求人なので、未経験の看護師は多いことでしょう。訪問看護師は未経験でも転職できるのか不安に思いますよね。多くの看護師が未経験で訪問看護へ転職しているので安心して下さい。ただ、未経験の場合はしっかり研修してくれたり、分からない時はフォローしてくれる体制が整った職場を選ぶことが大切です。

訪問看護師未経験だと何ヶ月くらい同行してくれる？

訪問看護師としての経験なしで働き始めたら、始めの数ヶ月は先輩看護師と2名体制で訪問します。どのくらいの他の看護師が一緒に訪問してくれるかというと、看護師のスキルや訪問看護ステーションによって様々ですが、約1～2ヵ月程度と考えておくとよいと思います。

オンコールの時期は、1人立ちした2ヵ月目以降です。

しかし、これは看護師の人数が十分に足りている訪問看護ステーションの一例です。看護師が不足している訪問看護ステーションでは1ヶ月未満で先輩看護師の同行が打ち切られたり、オンコールを頼まれることもあります。転職前に研修期間やオンコールの開始時期をしっかりと確認しましょう。

訪問看護未経験向けのOJTってどんな内容？

訪問看護師ステーションによっては、座学の院外研修やフォローアップ研修を行っているところもあります。大手訪問看護師ステーションでは毎月1回程度研修会を開いています。小規模の訪問看護ステーションは、OJTがないことがほとんどです。

OJTでは、ケアマネジメントや社会保険制度などを勉強します。フォローアップ研修では、看護師の苦手な業務にスポットを当てて、スムーズに作業できるように実務研修を行います。透析機器の管理が心配ならフォローアップ研修でデータの読み方や操作方法を見直します。

インターネットのムービーで勉強できる日本訪問看護振興財団の訪問看護eラーニングを利用する職場もありますし、全国訪問看護事業協会の訪問看護研修で院外研修を行うケースもあります。

小規模の訪問看護ステーションで研修が少なくて不安という看護師の方は、無料で受けられる看護協会を受けるとよいと思います。

先輩看護師に相談しやすい環境でないと続けられない！

未経験で訪問看護師として働くなら、同行が終わった後も相談できる相手がいるかいないかも確認するべきです。病院と違い、近くに相談できるプリセプターはいません。判断に迷った時はすぐに電話できる存在がいるのか確認しておきましょう。

未経験の看護師を受け入れ体制がなっていない訪問看護ステーションでは、先輩看護師にすぐ聞ける体制がなっていません。「そんな簡単なこと自分で判断できないの？」「同行した時に習ったでしょ？」などきつい言葉を投げかけられるケースもあります。

訪問看護師未経験の看護師が最低でも3年以上続けられている職場を探してみるとよいと思います。

未経験で入職した時の給料や手当はどれくらい？

1番気になる訪問看護の給料や手当など待遇についてまとめてみました。

訪問看護師の平均給料は、約23～33万円と言われています。未経験だと23～28万円くらいと考えておきましょう。オンコール手当は1回1,000～3,000円です。オンコールは月5～7回程度あるところが多いです。

次は、介護施設への転職について詳しく解説していきます。

介護施設で働く看護師はココが辛い！

介護施設は夜勤なしや残業なしの職場が多く、病棟より働きやすいと転職先に選ぶ看護師が多いです。特に、ママ看護師から人気があります。

しかし、介護士施設で働くことはメリットばかりではありません。実際に働く看護師の悩みを調べてみたので、デメリットを把握してから求人を探してみてください。

実際に介護施設で働く看護師の悩みや転職に失敗した方の声を集めてみました。

• 「有料老人ホームで入居者120名程、看護師3名で常勤は私だけ。昼休憩なんて取れない。毎日サービス残業当たり前。」
• 「有料老人ホームは給料には満足しているけど、看護師が少ないから有給が全く取得できないですよ。」
• 「若い介護士ってなんであんなにひねくれているのかしら。他で雇ってもらえないから働いているとしか思えない。」
• 「介護士リーダーと看護師リーダーの競い合ってて毎日苦労します。」
• 「医師が使えない。看護師に投与薬相談するってどうなのでしょうか？」
• 「土日出勤なし、夜勤なしで今の施設を選んだのにオンコール手当なしは間違いだったと痛感。」
• 「ケアマネが性格悪すぎ。看護師は下だと思っている感じがムカつく。」
• 「リハビリ療法士がうるさくて介護しすぎだとか、もっと自立させろとか。」
• 「老健はトイレ介助、食事介助、入浴介助がほとんど。看護師らしい仕事ってバイタル測定くらいしかない。」
• 「ナースが医療に入られると回らないって介護士である係長から毎度のこと言われるのですが…おかしくないですか？」
• 「看護師は医療も介護もできる何でも屋でない！と声を大にして言いたい！」
• 「3年くらい特養で働きましたがやはり医療行為がしたいと思い、病棟に転職します。

病棟以上に忙しい介護施設もあり！

介護施設は大きく分けて有料老人ホーム、老健、特養、デイケアの4つに分けられますが、どこの介護施設でも介護士やケアワーカーなど他の職種スタッフとの人間関係に悩み、仕事のやりにくさを感じています。

介護施設の看護師の役割は、介護が必要な人に自立した生活を送るためのフォローがメインです。仕事内容は、バイタルチェック、トイレ介助、食事介助、入浴介助など介護士とほぼ変わらない業務が課されるので、医療行為できる病院に戻りたいと感じる看護師は少なくありません。

看護師の人数が配置基準ぎりぎりの人数だったり介護士が不足している介護施設では、お昼休憩なしや残業が多いです。看護師の人数と忙しさをしっかりと把握して転職しましょう。

さらに、有料老人ホームや老健は夜勤ありのケースが多いです。特養は夜勤なしでもオンコール体制を取っているところがほとんどなので、夜勤もオンコールもない職場を選ぶならデイケアを選んでみて下さい。

子育て中なら特別養護老人ホームが向いている

介護施設は夜勤なし、残業少なめで、子育てと両立しやすいと言われています。しかし、介護施設によっては急な休みが取りずらいです。

介護施設には、有料老人ホーム、老人福祉施設、デイケアといった種類がありますが、看護師が1名体制だったり、夜勤があるので、子育て中でブランクのある看護師にはおすすめできません。ブランクあけで、まだ子供が小さいという方は、特別養護老人ホームが向いています。

特別養護老人ホームは、看護師3～4名体制と他の施設より多いので、休みは柔軟に対応してくれるところが多いです。夜勤はありませんが、オンコール体制を取っている特別養護老人ホームが多いのです。オンコールは免除してもらえるのか交渉してみるとよいでしょう。

働きやすい介護施設の求人を探す！5つのポイントはクリア？

こういった介護福祉施設で働く看護師の悩みを参考に、働きやすい介護施設を探す時は、どういった点に注意して求人を探すべきなのか5つにまとめてみました。

① 看護師と他の職種スタッフとの仲は良い？

看護師以外の介護士、ケアワーカー、リハビリ療法士といった職種の人との人間関係に悩んでいる看護師が多いので、職場がギスギスしていない介護施設を選ぶべきでしょう。

病院見学や面接時に職場の雰囲気を100%見ることは不可能なので、看護師求人サイトの転職コンサルタントに相談してみてください。

転職コンサルタントは、採用の打ち合わせや看護師の面接や病院見学の同行で何度も介護施設を訪ねているので、肌で感じた職場の雰囲気を教えてもらえます。

介護施設はたくさん新設されていますが、オープンしたばかりの介護施設の職場の雰囲気や勤務状況を熟知しているので聞き出してみるべきです。

② 看護師の人数は配置基準ぎりぎりでない？

看護師の配置基準は以下のように法律で決められています。配置基準よりも若干名多い看護師のいる介護施設が望ましいです。

看護師の配置基準

【有料老人ホーム】

• 看護・介護＝3:1以上
• 利用者が30名未満の場合、1人以上配置
• 利用者が30名以上80名未満の場合、2名配置
• 利用者が81名以上、130名未満の場合、3名配置

【老健】

• 看護・介護＝3:1以上
• 入居者100人の場合、看護師9名

【特養】

• 看護・介護＝3:1以上
• 入居者100人の場合、看護師3名

【デイケア】

• 看護・介護＝3:1以上
• 利用者10名以上で看護師1名以上配置

③ 残業は月10時間未満？

介護施設は残業なしと思われがちですが、看護師や介護士不足の病院ではサービス残業当たり前という職場は珍しくありません。暗黙の了解ルールで火急の業務がなくても定時で帰れないという施設もあります。

求人票には残業時間までしっかりと記載されていないので、実際に働く看護師が毎日どれくらいの残業があるのか明確に確認しましょう。

転職コンサルタントは、病院に聞きにくい残業時間についてしっかりと答えてくれます。採用担当者に質問しても「ほぼ定時で上がれますよ」といった言葉で返されるのがオチなので、仲介役の転職コンサルタントに一任するべきです。

残業時間の目安は、月10時間未満で3日に1度1時間程度です。残業の実働時間はしっかりと残業代が支払われているのか、サービス残業の時間も聞いておくのがベストです。

デイケアといった夜勤なし、オンコールなしの職場ではサービス残業がありがちなので要注意です。

④ 夜勤手当は2交替で10,000円以上？オンコール手当あり？

有料老人ホームや老健では夜勤が課されるので、夜勤手当にも注目して下さい。夜勤手当は2交替で10,000円程確保できる病院を選んでみて下さい。相場は7,000円～11,000円です。

夜勤手当が平均よりも低い介護施設を選んでしまうと、日勤のみの専門病院と変わらないなんてこともありえます。働きやすい施設を探す時は、転職するエリアの夜勤手当の相場を把握して、平均以上の施設を選ぶように心がけましょう。

→看護師の夜勤手当は、給与の25％以上と決められている

夜勤回数は病棟より少ないところがほとんどで、ほとんどの方が月4回～8回です。夜勤回数は月4～5回で週1くらいの施設を選ぶとよいと思います。有料老人ホームは老健よりも夜勤回数が少ないところが多いので狙い目です。

オンコールありの体制を取っている介護施設ではしっかりオンコール手当、出勤の場合は超過勤務代が支払われるのか確認して下さい。オンコール手当は施設によって異なり、2万円以上支給してくれる施設もありますが、中にはオンコールありでもなしでも1,000円手当がつくといった施設もあります。

オンコールが多いところだと2～3日に1度はかかってくるといった職場もあるので、オンコールの頻度も要チェックです。経歴の長い介護士が多いとオンコールは少ない傾向にあるので夜勤に慣れた介護士が多いか確認すると良いでしょう。

⑤ 月収は手取りで25万円以上？

介護施設で働く看護師の給料は月収で25～30万円程度、年収で350万円～450万円程度といわれており、病院勤務よりも低いです。

最低でも月収25万円のボーダーラインはクリアしている介護施設が良いです。

求人票には5年目の看護師の給料や諸手当込で記載されているケースも珍しくないので、中途採用1年目の諸手当抜きの明確な給料を確認して下さい。

ブラック施設かホワイト施設かしっかり調べてくれる看護師転職サイトはどこ？

看護師求人サイトなら月収30万円以上、夜勤11,000円以上、オンコールありなら手当2万円以上といった高給与の介護施設の求人を非公開求人の中から紹介してくれます。

非公開求人のメリットは、給料が高く、夜勤手当が高い、休みが取りやすいといった働きやすい介護施設の求人を探すことができる点。

非公開求人は介護施設が依頼した看護師求人サイトしか扱うことができないので、自分1人でハローワークの求人票やインターネット求人を探していても決して見つけることはできません。

看護師求人サイトは1社ではなく3～5社程度、複数登録しておくようにして下さい。効率良く求人を集めることができます。必然的に非公開求人をたくさん紹介してもらえますし、介護福祉施設の勤務状況や雰囲気など詳しい情報をたくさん集めることができます。

介護福祉施設の求人を探すのにおすすめなのは、ナースではたらことナースパワーです。求人例を紹介すると、ナースではたらこには「訪問看護ステーション・月収32万円・土日休み」、ナースパワーには「訪問看護・土日休み・月給40万円～42万円」といった働きやすい介護施設の求人があります。

ナースではたらことナースパワーには、給料が高く、休みが取りやすい介護施設の求人が多いのが特徴です。コンサルタントは転職後にも連絡をくれ、希望通りの条件で働けているのかフォローしてくれます。

まとめ

働きやすい介護施設へ転職したいのなら、① 介護士や他の職種のスタッフと仲が良い、② 看護師の人数は配置基準よりプラス3名、残業は月10時間程度、④ 夜勤手当は2交替で10,000円以上、⑤ 月収手取りで25万円以上の職場を選ぶようにしましょう。

求人票では確認できない情報は看護師求人サイトに相談して詳しい勤務状況や職場の雰囲気を聞き出して下さい。看護師求人サイトは1社ではなく3～5社程度登録しておくと、高給与で高待遇の非公開求人をたくさん紹介してもらえますし、実際の病院の勤務状況を多数集めることができるので効率良く転職できます。

月収30万円以上、残業少なめ、土日休みの介護施設の求人が多いのは、ナースではたらこやナースパワーです。

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