産婦人科で働く看護師はこんな不満を持っている!働きやすい産婦人科ってどんな職場?
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産婦人科の求人を探す前に、現役産婦人科が感じている不満や本音を知っておくことは大切です! 生命が生まれる瞬間に携わりたいという強い気持ちだけでは、長く続けることはできません。働きやすい産婦人科を見つけなければすぐに辞めてしまうことになり兼ねません。
産婦人科で働く看護師の本音を探る!
産婦人科で働く看護師は、生命の誕生の瞬間に立ち会える、助産師を取得するための知識が学べる、助産師資格が活かせるといったメリットがあり、転職先に産婦人科を選ぶ看護師は多いです。最近は産婦人科を舞台にしたドラマ「コウノドリ」が放映されてから人気が上昇しつつあります。 しかし、産婦人科への転職を成功させたいならメリットだけを見ずにデメリットを知り、働きやすい病院を見極めて転職するべきでしょう。 産婦人科で働く看護師の本音をまとめました。
「流産や死産、中絶が思った以上に多くてうつ病を発症。このまま続けるべきか迷っている。」 「不妊治療で子供がなかなか授からない夫婦のストレスはひどい。他の科に勤めていた時よりも患者とのコミュニケーションの取り方には神経を使っています。」 「助産師の看護師に対するいじめがすごい。入社1年目の無視は当たり前。助産師プライド高すぎ!」 「訴訟問題の怖さに耐え切れず退社。」 「看護師の人数が足りてなさすぎ!昼休憩、夜勤の休憩なし。以前の消化器外科より忙しい泣。」 「月9回以上の夜勤は普通。分娩が入った時は夜勤明けで昼過ぎまで働いていることなんてざら。」 「不妊治療専門のクリニックに勤務しています。夜勤なしで月給35万円超えています。給与面では満足です。」 「うちの病院は助産師しか赤ちゃんのお世話ができません。助産師資格なしだと妊婦さんや産後のお母さんのケアしかできないですよ。」 「夜勤でオペ患3人超える病院は辞めた方がいい。」 「夜勤1人の病院は休憩全くなしと覚悟しておくべきですよ。当たり前かな?」 精神的な悩みを見ると、産婦人科で働く看護師は生命の誕生に携わる分、生まれてくる前の死に直面する機会が多く、精神的な負担が多いのが分かります。 多くの産婦人科看護師が助産師や患者とのコミュニケーションの取り方に苦労しています。産婦人科だけではなく他の科でも看護師同士の人間関係や患者とのトラブルは付き物ですが、産婦人科で働く助産師や看護師は他の科よりも少ないので、いじめや無視が蔓延している病院は少なくありません。 肉体的な面から見ると、急な分娩やオペで夜勤は休憩や仮眠が取れないほど忙しく、夜勤明けでも昼近くまで働くことがあります。 産婦人科で働くなら精神的、肉体的なストレスはある程度は覚悟して転職すべきですが、産婦人科の本音から分かるデメリットを考えて働きやすい職場を選びましょう。産婦人科の看護師求人を探す時の11つの注意点
働きやすい産婦人科なのか見極めるためには以下の11の点に注意して求人を探してみて下さい。実際に働く看護師の本音を参考に、求人の着目ポイントを11にまとめてみました。
。① 産科と婦人科どちらの求人?
まず、求人が分娩もしている産科なのか確認しましょう。病院の名前には「○○産婦人科」や「○○レディースクリニック」と記載されていても、分娩をしていない病院やクリニックの場合があります。 産科のみの病院では検査やピルなどの処方の診察の補助がメインで、小規模な病院では受付や掃除といった看護以外の仕事ばかりで1日が終わるということは珍しくありません。 生命の誕生に立ち会いたい、赤ちゃんと接することのできる職場に転職したいという方は、分娩も行っている産婦人科を探すべきでしょう。
② 助産師資格がなくても採用してくれる?
分娩のある病院で看護師が募集されている場合、助産師を優先的に採用している病院があります。しかし、その情報は求人票に記載されていないケースが多いです。 助産師資格なしでも採用してくれるのか、現在、一般の看護師の募集はされているのか確認する必要があります。
③ 助産師資格の支援制度あり?
産婦人科で長く勤務したい、産婦人科のエキスパートの看護師になりたいという将来的な理想像があるなら、助産師資格の取得を視野に入れて求人を選ぶべきでしょう。助産師資格があれば平均月収は34万以上、年収は約540万円以上といわれており、助産師資格なしの看護師よりも年収約90万円程上がります。 助産師資格の支援制度がある大規模な病院の産婦人科を選んでみて下さい。 助産師資格を取得するためには、助産師の養成養成所で1年以上勉強を積み国家資格をパスしなければいけなく、育成養成所に通う費用は約150万円かかります。 助産師資格の支援制度がある病院では、育成養成所に通っている間は出張扱いで月給を支給してくれる、月々10万円以上の奨学金が借りられて休暇として処理してくれるといったものがあり、収入や奨学金がありながら助産師の資格を取得できるので活用するべきです。 しかし、助産師資格支援制度がある病院は大規模な公立病院や医大に多いですが、求人があまり出ることはなく競争率が高いです。
④ 助産師資格を持っていない看護師の給料はいくら?
求人票に記載されている給与は助産師の給料でないかしっかりと確認しましょう。助産師の年収は平均約540万円、産婦人科の看護師の年収は470万円といわれているので、それよりも高い給与が受け取れる病院を狙うのがよいかと思います。 諸手当込や5年目の看護師の給料を記載しているケースも珍しくないので、中途採用1年目の給料がいくらなのかしっかりと確認して下さい。
⑤ 休み手当はある?
分娩のある産婦人科では、土日祝日はもちろん、お盆やお正月といった休みは全くありません。他の科では日曜や祝日には緊急オペ以外実施されないことが多いですが、産科では緊急ではない分娩は24時間365日入ります。 ですので、お正月や日曜、祝日の出勤の時に手当の付く病院を選ぶと給料は必然的に上がります。休みの日に他の看護師と代わって出勤となった時、分娩が多くて急な出勤となった時には手当が付くのかという点まで調べておくと安心です。
⑥ 夜勤手当の増額はある?
夜勤手当は2交替で11,000円以上は確保できる病院にするべきですが、一定の夜勤回数を超えると夜勤手当が増額する、土日祝日、お正月の夜勤は増額するといった増額規定を導入している病院を選ぶと良いでしょう。 ただ、夜勤手当の増額規定を設けている病院は他の科を含めた病院全体の約12%といわれているので、ただでさえ数の少ない産婦人科で増額手当を導入している病院は貴重です。
⑦ 夜勤明けは遅くて何時まで勤務している?
産婦人科で勤める看護師の本音でも分かるように、残業明けで昼頃まで働くといったケースは珍しくないのが分娩ありの産婦人科です。 夜勤明けは他の看護師はどのくらいまで勤務しているのかしっかりと確認しましょう。看護師が足りない、夜勤明けで残るのは当たり前といった暗黙の了解ルールがある病院は避けるべきです。
⑧ 夜間のオペ患、分娩、入院患者の平均人数は?
産婦人科の規模にもよりますが、夜勤は2~3名の看護師で勤務するのが多いですが、夜間のオペ間や分娩、入院患者が多い病院は夜勤人数が3名いても足りないと感じる程ハードな職場があります。 少ない人数で回す夜間のオペ患、分娩、入院患者の人数を把握しておくと病院の忙しさは分かります。
⑨ 夜勤の看護師の人数は?
夜勤の看護師は2~3名が主流ですが、小規模の病院では1名といった病院は珍しくありません。未経験の方なら夜勤の看護師が1名のところは避けるべきです。 また、2名勤務であっても転職後すぐの夜勤で新人を1名と換算しているかも注目すべきです。業務に不慣れうちから1名と換算される病院では、精神的に肉体的にも負担は大きいので注意です。
⑩ 掃除や受付など雑務は多くない?
小規模の産婦人科に多いデメリットが、産婦人科の治療に携わる機会よりも掃除や受付といった雑務が多いことです。 受付は看護師以外に配置されているか、掃除は勤務時間内に行われているかという点まで確認して下さい。
⑪ 助産師と看護師の関係は良い?
看護師は人間関係の悩みから逃れることのできない職業ですが、人数が少なく助産師と一緒に働く産婦人科ではいじめや無視が横行しがちです。 少しでも看護師の仲が良い職場、教え上手で口調がきつくない助産師が働く病院を選ぶべきです。
働きやすい産婦人科か見極めるためには求人票だけでは不十分!
働きやすい産婦人科を見極めるための注意点を11にまとめて紹介してきましたが、ハローワークの求人票やインターネットの求人広告の情報だけでは調べきれないことばかりです。 病院が暇な時間を狙って電話をかける方法もありますが、産婦人科はいつが忙しくいつが暇なのか日によって異なるので電話をかける時間帯に迷うはずです。11個も多くの質問をしてられないでしょう。 看護師求人サイトならこの11個の注意点をしっかりと調べてくれます。 給与や手当については病院側に聞きにくいですが、転職コンサルタントが間に入って聞いてくれるので安心できます。病院見学で看護師の雰囲気を全てつかむのは難しいですが、病院に何度も行き来をしている転職コンサルタントから職場の雰囲気を教えてもらえるので信頼できる情報が得られます。 転職コンサルタントは50以上あるといわれているので、利用者から評判の良い看護師求人サイトを利用しましょう。1つではなく複数登録することで、数ある産婦人科の求人を紹介してもらえますし、看護師の雰囲気や給与や夜勤といった詳しい情報を多数集められます。 数ある看護師転職サイトの中でも、ナースではたらこを利用した方は満足度が高いです。転職コンサルタントの対応が早く、将来のキャリアを考えながら求人を紹介してくれるからでしょう。非公開求人が多いので、助産師で年収540万円以上、看護師で470万円以上、夜勤2名体制の産婦人科、夜勤手当が2交替で11,000円以上といった働きやすい病院がすぐに見つかります。
まとめ
働きやすい産婦人科の求人を探す時は、夜勤が2~3名程度の看護師が勤務する病院で、夜間のオペや分娩が少ない病院、助産師の資格支援が充実した病院、手当の厚い病院を選ぶのが先決です。 こういった情報はハローワークの求人票では十分に調べきれないので、ナースではたらこに夜勤の看護師どのような仕事の仕方をしているのか、夜間の分娩数や入院患者数やオペ患数を調べてもらうようにしましょう。夜勤手当の増額制度や休み手当があり、助産師も看護師も雰囲気の良い職場を選ぶと必然的に長く働きやすい病院へ転職することができます。 ブラック病院を選んでしまい産婦人科で働くことへの夢や希望が打ち砕かれることのないよう、働きやすいホワイト病院を選んでください。生命の誕生に携わることの充実感を得られる産婦人科の病院へ転職を成功させましょう。
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