看護師の基本給ランキングTOP5 ＆基本給の平均を大公開！

看護師の給料はなぜ安い？平均基本給・手取りから高い病院を探ってみた！

このサイトの記事ではアフィリエイト広告を掲載しています。

やっぱり、基本給が高い病院で働きたいですよね。ここでは現役の看護師の給与明細から看護師の基本給をランキング形式で紹介し、基本給の平均や昇給の仕方についてまとめました。

看護師の基本給ランキングTOP5
1位 377,700円
2位 348,000円
3位 330,000円
4位 328,200円
5位 310,000円
給料が高い看護師の特徴「夜勤をこなす」+「基本給が高い」
看護師の基本給の平均・相場はいくら？
看護師の給料が安いのはなぜ？
待っても無駄？！管理職になりたくてもなれない
管理職にはなりたくない！
看護師の基本給が高い病院ランキング（運営元別）
昇給率の高い病院を探す時に一緒にチェックするポイントは長く働ける病院か
認定看護師手当てがつく病院に転職する
なかなか昇給しないけど、経験年数が基本給に加算される病院に転職する
給料の安さに対する悩みは転職で解決できるから、1番解決しやすい悩み
昇給制度が整った病院＆長く働ける病院探しにおすすめ！
まとめ

看護師の基本給ランキングTOP5

現役看護師の給与明細を参考に、正社員の基本給をランキングにしてみました。参考：ナースなワタシのお給料【看護師の年収を比較】

1位 377,700円

42歳女性/経験16年目/東京都/常勤夜勤あり（月4回）/病棟勤務/大学病院口腔外科/2交代制/残業月2時間

2位 348,000円

46歳女性/経験23年目/京都府/常勤夜勤あり（月10回）/病棟勤務/3次救急病院外科/3交代制/残業月10時間

3位 330,000円

40歳女性/経験20年目/大阪府/常勤夜勤なし/役職あり/残業時間なし

4位 328,200円

35歳女性/経験24年目/神奈川県/常勤夜勤あり（月8回）/病棟勤務/3次救急病院/3交代制/外科系混合病棟/残業月20時間

5位 310,000円

31歳男性/経験10年目/大阪府/常勤夜勤あり（月8回）/病棟勤務/一般病院急性期/2交代制/残業月5時間

1位～5位までの基本給は驚きの30万超えが並んでいます。どの方も看護師としての経歴は長く、病棟勤務で夜勤ありの方ばかりです。年収は764～799万円と高い。残業はもちろん夜勤もこなしていて、休まる日がない、割りに合わないと感じている方も多いようです。

給料が高い看護師の特徴「夜勤をこなす」+「基本給が高い」

看護師の給料は残業、夜勤をこなさなければ全体の給料は高くなりません。高年収を狙うなら、基本給の高い職場を選ぶのが適格です。あなたの基本給はランキング内ですか？ランキングと自分の基本給がこんなに違うの！と驚愕した方も少なくないはずです。機会を見て基本給の高い病院へ転職してみるのも1つの手でしょう。

年収アップの機会は転職

ナースではたらこは、看護師紹介会社の中でも年収アップに力を入れている印象です。口コミを見ても年収アップできた！という声が多いです。

→ ナースではたらこに基本給の高い求人を紹介してもらう

看護師の基本給の平均・相場はいくら？

続いて、看護師の基本給の平気と相場を見てみましょう。看護師協会が発表する看護師の給与データから年代別に正社員の平均基本給をまとめました。

高卒＋3年課程新卒看護師：199,894円
大卒の新卒看護師：206,608円
勤続10年の看護師（31～32歳/非管理職）：244,445円

参考 : 看護職の給与データ（2018年版）

全看護師の基本給の平均は215,581円ということになります。基本給は10年勤務しても5万円弱しか上がらないのが現状です。

夜勤なし、残業なしの職場では一般企業の月収と変わらない、むしろ一般企業に勤めている友人の方が月収が高いと感じる看護師も少なくないでしょう。

看護師の給料が安いのはなぜ？

看護師の給料が安い最大の理由は、なかなか昇給しないからです。日本看護師協会の賃金調査では、非管理職の場合、下記の結果がでています。

昇給あり･･･ 38.6%
昇給なし･･･ 57.9%

このようなという結果がでています。昇給するのはわずか3分の1の看護師しかいません。今の看護業界は、管理職に就かなければ昇給は見込めないのが現状です。

待っても無駄？！管理職になりたくてもなれない

役職が就くと基本給は上がりますが、看護師の数に対して役職は少ないので昇給する機会は少ないといえます。看護師の役職には、主任、副主任、師長、副師長といったものが挙げられますが1つの看護部に対して4つというのは一般企業と比べても少ないです。

管理職にはなりたくない！

昇給したいけど、管理職にはなりたくない看護師も多いです。「管理の仕事が増えたら好きな現場ができなくなる。」それなら昇給できなくても、現場が良いと思ってしまいますよね。

しかも、昇給しても基本給の上がる額は少ないです。病院内の職種で比べてみると、看護師長と事務課長の月収は135～171万円も違います。（日本看護協会「看護師の給与事情データ」より）

看護師の基本給が高い病院ランキング（運営元別）

病院の運営元別に基本給の平均額を調べました。社会保険関係団体の病院の基本給が1番高いことがわかりました。共済病院や厚生中央病院などです。

社会保険関係団体･･･276,093円
公立病院･･･267,539円
日本赤十字社･･･264,676円
国立病院機構･･･257,664円
私立学校法人･･･251,361円
公益法人･･･245,060円
医療法人･･･232,020円

参考：看護職の給与データ（2018年版）

今の職場で基本給が上がりにくい場合は、役職が就きやすい病院や元々基本給が高い病院へ転職する方法を考えてみても良いかもしれません。看護師求人サイトは昇給のしやさについても調べてくれるので相談してみましょう。

→ 基本給が高いだけじゃない！年収アップ転職ができる看護師求人サイトランキング《2019年版》

昇給率の高い病院を探す時に一緒にチェックするポイントは長く働ける病院か

給料が低いと不満に思っているなら、昇給率が高い病院へ転職し、長く働き続けるのがベストな選択です。昇給率が高い病院を探すことも大変かもしれませんが、長く働くことができる働きやすい職場を探すのも大変かもしれません。

看護師転職サイトに相談し、「確実に昇給できる病院を紹介してください」とピンポイントでお願いするのも良いと思います。その他、職場の雰囲気や残業時間の有無など希望条件で絞って求人を紹介してもらいましょう。

認定看護師手当てがつく病院に転職する

給料アップを狙うなら、認定看護師資格の手当がしっかりつく病院へ転職するという方法もありです。既に認定看護師資格を持っている看護師の方は、認定看護師資格の手当が高い病院を選びましょう。病院によっては数千円しか認定看護師資格手当がないというところもあるので注意です。

まだ資格を持っていない看護師が転職する場合は、認定看護師資格支援制度がある病院への転職も視野に入れるのもよいと思います。資格支援がある病院で働き続け、認定看護師資格を取れば、給料アップもスキルアップも見込めます。

なかなか昇給しないけど、経験年数が基本給に加算される病院に転職する

昇給は年1回もないけれど、3年以上、5年以上と勤務年数が増えると基本給が増えるという病院を選ぶのもありです。

年1回数千円だけ昇給する病院よりも、結果給料が高くなるという可能性もあります。経験年数に応じて昇給する制度は、求人票には記載されていないことが多いので、看護師転職サイトに頼んで調べてもらうほかありません。